コラム『湘南グルメ』

vol.1 大船 『惣 INOUE』

vol.2 湘南台 『R467沿線 洋菓子・パン』

vol.3 鵠沼海岸 『イタリアン家庭料理KAKAKI』

vol.4 鵠沼公民館前『かき氷埜庵』

vol.5 片瀬海岸『OLIOLI』、辻堂東海岸『レストラン口福』

vol.6 江島神社『節分祭』

vol.7 藤沢駅北口『イタリアン』


●vol.7 藤沢駅北口『イタリアン』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

 

この間些細ですが、困ったことがあったんです。カーナビの付いていない車で、初めて行く場所に向かったのですが、目的地がUターン禁止区の逆サイドにあったわけです。とりあえず右に曲がり、回り道をしようとすると、右折禁止だったり、一方通行だったり、行き止まりだったりして、目的地がどんどん遠のいてしまいました。この話題をしたら、友人はこういった場合、始めに、右折ではなく必ず左折する派だというのです。そこで私は無意識に右に曲がる癖が付いていることに気づいたのです。人には、気づかぬうちにどちらか一方に偏って、癖があったりしますもんね!癖というか右か左に、利き腕等をもっていたりします。これは、生まれたときから自然に備わる能力ですが、もちろん訓練で身に付けていくこともあると思います。私が はるか昔 小学生の頃、クラスの秀才は皆左利きだったという偶然があった為、私達は一生懸命左手で書く練習をしました。カキカキ (*._.)φ)) ( ちなみにダ・ヴィンチ、アインシュタイン、ビル・ゲイツなど左利きらしいですから、やはり左利き=天才説はあるのかもしれませんね )  あ、もちろん秀才にはなれませんでしたけどね。また、右左の癖といえば、写真写りの良い顔の角度に構えていたり、駅のどちら側でよく遊ぶなどもありませんか?

つまり、今回私がご紹介したいお店は、藤沢駅の北口にあるお店なのですが、私は小さい頃から無意識に南口派だったのです。南口には、小田急百貨店があり、高校時代は早稲田塾組でしたので、どうしても大人になった今でも、スポーツジムも南口、漫画喫茶も南口、何かあるとつい南口側で用足しをしてしまいます。北口を利用するとしたら、オデオンに映画を観にいくときでしたが、それも今は無くなってしまいました ( カムバック〜オデオン ) 。だから、友人に北口のお店に連れて行ってもらって、改めて北口に注目しました。

 そのお店は pizzeria ceppo (0466-22-3393 藤沢市藤沢 1009 田口ビル一階 月休 平日土日祝日 L:11 時半〜 15 時 平日 D18 時〜 22 時半 土日祝日 D17 時半〜 22 時 ) ダイエー方面、北口オデオン座を通り過ぎ、冨士見湯の並びにあります。お店の名前になっているチェッポとは、イタリア語で薪という意味らしいです。言いづらいけど覚えやすい店名ですね。友人の一押しは、やはり石窯で焼きあがったもちもちのピザです。おいしかったぁ〜!牛肉と野菜の薪窯煮込みに、窯焼きパンを付けて食べるのも最高です。ランチはピザだと 1,000 円で、 250 円でサラダとドリンクを付けられます。パスタだとパンサラダドリンク付きで 850 円。他にもスペシャル日替わりランチで、ホタテと小松菜のパスタと、ピザマリナーラ ( アンチョビ・ケッパー・ニンニク・トマトソース ) 、ピザビアンケッティ ( 湘南生しらす・レモン・パセリ円 (4 月から 11 月 ) を食べましたが、塩加減や食感もよく、本当においしかったです。ピザは食の細い女子にもぺロッと食べられる薄生地とさっぱり感があります。季節によってメニューが変わるので、次回行くのが楽しみです。

後日、母の携帯が故障して、続いて北口にやって参りました。腹ペコなので、界隈でお店を探すことにすると、ドコモショップ前に小さなお店を発見。夜だったので、一見若者向けの Bar かと躊躇いたしましたが ( 私は若者ですよ。母がね ? 母が嫌がるかと ) 、外看板のメニューがおいしそうだったので入ってみたら大当たり☆ OGGY'S kitchen (0466-27-6979 藤沢市藤沢 462 水休 L11 時半〜 15 時 D17 時〜 22 時 ) 牛丼松屋の並びの 2 階建てのお店です。一軒目のチェッポもそうでしたが、お店のスタッフの方たちがとても親切で暖かい、さすが湘南といったサービスなので、つい長居してしまいます。メニューは、スパイシーマヨネーズ付きの鳥のから揚げや、アンチョビガーリックポテトなど、お酒が進むものから、福島県産佐藤さんの温野菜の焦がしバターソースや、海老と旬の野菜のトマトクリームパスタなど、女性の好むものもあり、わくわく感が止まりません。そして、月に一度のメニューのラーメンランチがあると知り、また訪れました!限定 30 食程の鶏肉のコンフィとアンチョビキャベツの塩ラーメンを食べに、ランチももちろん満席。イタリアンなのに何故ラーメン?と気になりますよね。実は鵠沼海岸にある、 麺や Bar とコラボして、毎月 10 日位にメニューに出すようです。塩味のあっさりしたスープに鶏の脂が溶け出している感覚で、細麺にいい感じで絡んできます。コラボだけあって、チャーシューの代わりの鶏肉も、上にアクセントされたパプリカや、カリッと揚げられたポワロ葱もシンプルだけど、甘さがあり、まさにおしゃれラーメン。次回はまだ行った事のない にも挑戦してみます。

今までは南口で事足りていたので、無意識に北口に行く回数が少なかったのですが、これからは北口にもどんどん訪れ、色んなお店を散策していきたいと思います。右も左も北口派も南口派もなく、藤沢はおいしいお店がたくさんあり、やはり湘南派ってことに落ち着きたいと思います!

 

 

 

●vol.6 江島神社『節分祭』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

 

 皆さんご存知でした?ずっと上を向いていると、首が筋肉痛になることを・・・。どうして上を見ていたかというと、満月がきれいだったからとか、そんなロマンチックな理由ではありません。何を隠そう豆まきが原因です。  2/3 に行われた、 江島神社の節分祭 に、初めて参加したときのこと。欲深く、運動不足な小太りおばさんの私に起きた悲劇ならぬ、もう喜劇です。家に帰って服を脱いだら、体中打ち身やあざが出来ており、翌日から股、ふくらはぎ、そして首元の筋肉痛に見舞われました! ( あ、翌々日?おばさんだから )

まず、節分とは、自宅で夜になったら、邪気を祓って福を迎えるために、家族全員揃って豆を撒く伝統行事。窓やドアを開けて「鬼は外!」、そして閉めてから「福は内!」と、小さい頃は父親などが鬼の仮面をつけてやったりするものです。何故あざが?筋肉痛が?と思われる方にご説明いたしましょう! テレビでよく見る、川崎大師や浅草寺の、力士や有名人が投げているあれです!あの豆まきです。やはり湘南っ子としては江島神社!というのが事の始まりでした。

12 時半から追儺式があり、 13 時から豆まきが始まりますが、テレビのイメージがあった私は 10 時半に到着してしまい、早すぎて失敗。しかし、お参りをして、厄払いのお願いをたっぷりして、心を落ち着かせるには十分な時間でした。そぉ・・・この後の壮絶なバトルに備えて。豆まき用の特設ステージ前には 12 時 20 分頃集合すれば調度よいかと。ステージから地元の議員や名士、年男年女の方たちが、 10 人位ずつ交代で、約 15 分間隔で 6 回豆を投げてくれます。当りだったら、白い三角の袋に 10 粒ほどの豆 ( ←意外においしい ) と、くじ ( 景品交換チケット ) が入っております。はずれは豆のみです。それが、どの豆に当たりが入っているか解らないので、更に多くの豆を求めて、集まった人々が手を掲げて奪い合います。ですから、ぎゅうぎゅうの人ごみがドミノ倒し状態。あざの原因はいかにもこれです。だから倒されないように、次回からは内側の筋肉に力を入れて立ち続けます。これが内股とふくらはぎの筋肉痛。そして、ステージに向かって、ずっと餌を待つ雛鳥のような体制をとります。これが首の筋肉痛につながるわけですね。私は更に、一回目に登場された藤沢市長に向かって「市長〜!こっちに投げて〜!」と大声を張り上げていたので、喉も痛くなったのでした。お恥ずかしい限りです。

 人だかりの中、ちっさいおばさんの私は頑張りました。頑張りましたが、全然取れません。強敵は以外にも、おばさまでも若い人でもなく、アラウンド 60 のおじさま方!女性に比べ背も高く、リーチも長く、運動神経もあります。尚且つ、『俺は定年迎えたけど、まだまだ元気なんだぁ』といった、社会の荒波を乗り越えてこられた方々の精神力・迫力にはとても敵いません。こちらに豆の束が飛んでこようなら、一瞬で取られてしまうのです。よって、私の収穫豆数は、1回目5個・ 2 回目0個と残念な結果に。真ん中のポジショニングは失敗だと気づいた 3 回目は、列の先頭に押し進み、 7 個ゲットしました。ここまでよく頑張った、まだ計 12 個しか取れていない、けれども、もう体力の限界です。寒さの中弁慶のように立ち粘った私の足は限界に。きっと皆さん 6 回参加された方がほとんどでしょうが、私達オーバー 30 組は空腹をも耐えられずに 3 回でリタイアしました。さてさて、当たりくじは、内2枚でした。しかも缶ジュースが 2 つ。日ごろのフラダンスの体力をバネに無理やり ( 私に ) 参加させられた母は同じく 2 当たり。あぶら取り紙と舟善のわかめセット!!これはうれしい!そして知らない間に 40 豆ゲットしていた友人は、キーホルダーや牛の置物、座布団や醤油など 5 当たり程と好調でした。景品は地元名産品や宿泊券やお食事券が多数用意され、ボールペンや缶ジュースなど多くの人に当るようになっているので、とってもうれしいですね。大当たりとしては家電製品や宿泊券なのでしょうか、当った方は本当にうらやましい!江の島に遊びに来ての副産物ならぬ福産物ですね。

 欲深い私は、湘南の他の寺社でも豆まきが行われていることを知り、帰り道に 15 からの 鵠沼伏見稲荷神社 に寄りました。もちろん駐車場が満車だったので、母に様子を見に行ってもらうことに。学校が終わった小学生や園児が多く、江島神社とは客層が違うので、子供相手に奪い合うわけにはいかず、ものの 5 分で帰還してきました。こちらは豆の袋が透明で、飛んでくる時点で、当たりくじが入っているかわかるようです。

また、 大船の観音寺 2/1 14 から開催されたようで、こちらは先着 1000 人と入場制限があるという話でした。皆さんお気張りどすな〜

 

今年行って学んだことは、@数ある湘南の豆まき情報を事前にチェックするA豆を取り易い大き目のエコバックなどを用意するB背が低い人は前列を目指すC日頃から体力と瞬発力をつけておく ( 筋肉痛に要注意 ) D神頼みをした後は感謝のお礼もする ( 例えはずれても ) と、どんなにはずれてもあざができても、来年も欲深く行って見ようと思います。美味しい湘南名物を食べる ついでに 皆さんも是非参加してみてください。

 

 


●vol.5 片瀬海岸『OLIOLI』、辻堂東海岸『レストラン口福』・・・・・・・・・・・・♪

暑いし、お金もないし、ということで、最近家にこもるようにしている。そうやって一日中家にいると、特に事件もなく、発想力も低下していき、晩御飯の献立も乏しくなり、だんだん人として妻としてお粗末な展開へと・・・。動く範囲が1 LDK 内だから、どんどんブヨプヨ星人になり、ついに服がきつくなって、ワンピースしか入らなくなってきた矢先、久し振りに会った元同僚に、「おめでた?」と聞かれたことが、最近あった事件です!ってそんなオチはいらないから、とりあえず美味しいものを食べに行って、我が家の晩御飯のメニューの参考にしなくては!やっぱり東京に住んでいる私としては、湘南観光に行ったつもりで、海産物を頬張れる、尚且つ行ったことのないお店に行ってみ YO !

 友人が州鼻通り沿いに住んでいた頃、よく通っていたというお店に連れて行ってもらった。新江ノ島水族館の並びにある私営駐車場の向かいにある OLIOLI (0466-27-2727  月休 11 時半〜 22 時 金土日祝は 24 時迄 ) 。小田急片瀬江ノ島の駅から海岸線に向かい、駅入り口の信号を渡り、そのまままっすぐ歩いたところにある。入り口すぐの階段を 2 階に上がると、白を基調にした明るい店内で、テーブル席の他にも少し変わったロフト席があり、テラス席からも海が臨める。一軒屋風のためか、アットホームな雰囲気が柔らかい。私が行ったランチタイムは女性ばかりで、日替わりメニューもおしゃれでカフェらしいが、食べると結構ボリュームがある。マグロとアボガドとしらすがたっぷりのったスペシャル丼 (1480 円 ) を食べたが、他のロコモコ (1280 円 ) なども美味しそうだった。ランチに行ったのに、女友達と話しに花を咲かせてしまい、気づいたらもう夕方。その日は曇っていたから見られなかったが、晴れた日は、テラス席で夕日が沈むのを見ながらお茶したり、夜遅くまでやっているので、食後の海辺散歩のついでに飲みに寄ったりしても雰囲気が出そうなお店だから、デートにもおすすめである。車で観光の場合は駐車場がないので、隣の有料駐車場を使うと便利。

 近所なのに行ったことなかったお店2件目は、辻堂東海岸にある 「レストラン口福」 (0466-31-4870  月休 11 時〜 15 時・ 18 時〜 23 時 日曜は 12 時〜 15 時・ 17 時〜 21 時半 ) 。 134 号線を茅ヶ崎方面に進み、辻堂海浜公園と交番の間の道を曲がり、西友スーパーを通り過ぎて、湘南工科大学の手前の右手にある。車が 2 台停められるが、こちらも小さめの一軒屋風で、前を通る度に気になっていたのにずっと入らなかったお店だ。何故かと言うと、謎だったのである。看板に英語で、 sushi ・ sashimi ・ pasta ・ pizza と光っていて、ん?間違えて横須賀来ちゃった?的な不思議感があったから ( 横須賀がだめなわけではなく ) 。しかーし、幸福とかけたかと思われるその店名も、食べた後口に広がる幸福を意味しているのかと、、、体験してみたくなるもので。ついに今回母と訪れることに。一階はカウンターとテーブル席、 2 階もあり、私の独りよがりな不安をよそに、お客さんは結構入っていた。お腹のすいたディナータイムだったので、とりあえず迷わずに、本日のおまかせにぎり (10 カン 2100 円 ) を注文。お寿司の握りは 1 カン 200 円位〜。そう、ここまでならお寿司屋さんに聞こえる。ところが、メニューをよく見ると、むむむ!看板の通りではないか!自家製スモーク魚介のペペロンチーノ (1000 円 ) とか、北海道産ウニのクリームソース (1300 円 ) とか、←なんて書いてある YO !つまりこのお店は、お寿司とイタリアンを一度に楽しめるお店だったのだ。え?そのまま? でも体験しないと一瞬戸惑うと思う。お寿司とイタリアンが一緒っていうとどうも空港のフードコートみたいな?かと思うじゃないですか!すみません。出てきたお寿司はその日は、鯵・鰹・いさき・あいなめ・しゃこ・穴子・蛸・中トロと豪華なにぎりで、とても新鮮でおいしかった!お寿司屋さんらしく、朝獲れの地物の鯵や真鯛のお刺身もあり、私と母以外のお客さんは晩酌をしながら楽しんでいた。とても気になるメニューは、ばらちらし (2000 円〜 ) 。ランチにくると、ばらちらしは 1570 円、パスタランチは 950 円からあるようなので、次回はランチにイタリアンを体験しにきたい!

 ということで、今回湘南を体験できる、近所なのに行った事のないお店に挑戦してみたが、やはり、人間やってみないとわからないということがとてもよく学べた。毎朝同じ時間に起きて、家事も一通り決まったことを繰り返して、それも大切なことだけど、新しい何かに挑戦したり、美味しい物を口にする。そうした体験もまた素敵な幸福 ( 口福! ) を生み出すとつくづく思う。だから、また肥える旅に出たいと思うのであった。


 

●vol.4 鵠沼公民館前『かき氷埜庵』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

 

 最近友人に子供が出来始め、集まれば子供の話が中心となってきた。私にはまだコウノトリがやって来ないので、将来の参考にと、友人の子育て奮闘記や様々な情報を聞いて感心している。赤ちゃんと外出すると、授乳やオムツの取替えが出来る場所に限りがあって苦労するので、中々外出しないお母さんもいれば、毎日のように赤ちゃんと出掛けているお母さんもいるのだ。何処に出掛けているかと聞くと、公園や川沿いのお散歩はもちろん、公民館で開かれる子育てサークル等のコミュニティに参加したりしているということなのだ。赤ちゃんと音楽に合わせて踊ったり、エクササイズをしたりするそう。しかも公民館は庶民の味方!無料や 500 円程度の低価格で参加できて、お母さん同士の交流を深めることも出来るわけだ。

 そんな公民館を有効活用する友人と、私のオススメのお店は、鵠沼公民館に通う人々が帰りに立ち寄ると評判のかき氷屋である。

 鵠沼海岸駅を海側に降りて、商店街を右に曲がり、花屋とカメラ屋の角を左に曲がると、鵠沼公民館の手前右手にすぐ建つ、『kohori 埜庵』(0466-33-2500 月休 11 時〜 18 時 ) がある。一軒家をお店にしているので、一見普通の住宅かと、地元の人はそのまま通り過ぎてしまう場合もあるようだ。暖かい過ごしやすい日は、一階の外のテーブルで食べるのも良いが、二階の店内席を選ぶと、また落ち着いた感じで頂くことが出来る。二階はレトロなソファや家具があり、ゆったりと友人宅に招かれたような気になれる空間である。一階で注文して支払ったかき氷を、店員さんが持ってきてくれるシステムだ。冬場は時折、入り口にシャッターが閉まっているときもあるが、月曜日以外はたいてい OPEN しているので、横の入り口から入ることができる。

 定番メニューで、私は かまくら (700 円 ) という和三盆糖がかかったシンプルなものが好きだ。目が細かく、雪のようなかき氷は、口に入れた瞬間消えてなくなってしまう。甘さも前に出すぎず、上品な感じ。氷そのものの味わいに飽きたら、練乳をかけて又違う懐かしい味を体験できる。もっとがっつり食べたい人には、やはり大定番の 抹茶金時 (800 円 ) がよいだろう。ほろ苦い抹茶のシロップと氷の中に隠れた小豆の甘さが、氷の滑らかさを強調していてとてもおいしい。和の氷には、やはりトッピング白玉 (5 個で 100 円 ) がオススメである。季節のメニューも定期的に更新されているようで、 友人のオススメの 天然白桃かき氷 もこの夏期待している。 白葡萄 や 山柚子 というメニューも、さっぱりとした口当たりだが、春のメニュー、 ベリーベリーヨーグルト (800 円 ) は、ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリーの三大ベリーをミックスしたシロップで、お好みでヨーグルトをかけるというかき氷のイメージをまた変えた一品であり、朝ごはんに食べられる程とてもさわやかでお気に入り。

 どうしてこんなに氷を滑らかに削れるのか?と疑問に思うが、お店の方曰く、やはり天然氷に自信があるとのこと。毎年 12 月末から 2 月まで、秩父の長瀞に天然氷を作りに通い、枯葉や雨が入ったらまた作り直して、やっと出来る貴重な氷をお客さんに提供したいという店主の氷への情熱を聞くと、美味しいかき氷をいただけるありがたさが増すというもの。昔に比べて天然氷を作る場所が減り、今は長瀞・日光・軽井沢の三箇所だけということ。江戸時代に加賀の前田藩が、徳川の将軍に氷を作り献上していたという小話も伺ったが、いったい冷蔵車もない江戸時代に、どうやって運んでいたのだろうと苦労がうかがえる。おっちらえっほらと木箱に入れて運んでも、加賀を出るときと江戸に着いたときでは、氷の大きさが何回りも小さくなっているのだろう。庶民が、献上氷の一行を通りで待ち受けて、長持から落ちる滴を楽しみにしていたといわれるくらい、氷は今も昔も貴重なものだったそう。当時の価格は現在に置き換えて、少量でも何十万にも及ぶ価値のあるもの。そりゃあ一滴でもご利益に預かりたいってもんだ。そして忘れていけないのは、かき氷のメインであって、氷を生かすサブの役割でもあるシロップ。ほとんどのメニューに、独自の手作りシロップを使用することで、自然な甘みをだして、天然氷を引き立てているのだ。そういったこだわりが評判を呼んで、リピーターが続出する結果につながるのだと感心する。

 お祭りの出店のかき氷も夏らしくて良いが、このお店のかき氷は上品で、冷たいのに温かみが感じられ、そして何故かキーンと頭も痛くならないサラサラかき氷なので、是非とも日本の天然氷をお試しいただきたい。

 

 

●vol.3 鵠沼海岸『イタリアン家庭料理KAKAKI』・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

 

  私が現在住んでいる東京の家周辺には、海はないが飲食店はたくさんある。特に多いのはイタリアン。どこもそれぞれの味があり、中々美味しいと思う。しかし家からすぐのイタリアンというと、鵠沼海岸の実家の側のお店をいつも思い出す。ひと昔前は、外食というとデパートの上かファミレスしかなく、今ほどイタリアンのお店も溢れていなかった。そのお店「イタリア家庭料理KAKAKI」は、イタリアン人気の先駆けと言ってよいのではないだろうか。安定した、どっしりとした自信のある味付けが、未だに私の口の中で、イタリアンのベースとなっている。

 「KAKAKI(0466-34-4483 月曜休)」は、134号線の鵠沼橋の麓にある(鵠沼海岸2-17-21)。良い食材を使っているためか、少し高めであったので、昔から家族で誕生日を祝ったりとお祝い事に利用するということが多かったのだが、最近はランチがリーズナブルになったので、訪れやすくなったと思う。何よりも一つ一つ丁寧なのにボリュームがあり、どれを食べても美味しいのである。
 ランチのパスタセットは1580円で、内容は、レタスやハーブを始め16種類以上の材料がきれいに盛られた特製カカキサラダ・手作りの焼きたてチーズパン・そして12種類程のパスタメニューから一つチョイスして、デザートとコーヒーか紅茶が付く。大変お得な大満足のランチセットである。
 選べるパスタには、カカキ特製のトマトソースや、女性に人気の生バジリコのスパゲッティ、アリオ・オリオ・ペペロンチーノ、ラザニアなど定番のメニューの他にも、黒板に書かれたジェノベーゼや蛸ソースのスパゲッティと、オススメのメニューからも選ぶことが出来る。私は大の茸好きなので、毎回フンギのスパゲッティを注文してしまう!椎茸・エリンギ・シメジ・マッシュルームに舞茸と、茸のオンバレードに、唐辛子やパセリなど、しっかりとした塩味の少しピリ辛なオイルベースの味付けである。茸の香りが、温かい湯気と一体となり、口に運ぶときには茸に包まれた幸せを一杯感じられるのがキノラー(茸を強く支持する人?)の快感なのである。
 トマトソースが好きな主人は、蛸ソースのスパゲッティを注文。トマトと蛸が何故こんなにも合うのかは食べてみないと解らないなぁと、味見して初めて悟るという一品である。やわらかい蛸のスライスだけではなく、ソースにも蛸の旨味がぎゅっとつまっていて、自分が蛸壺になったような気分になった!噛みしめる度に海鮮の出汁のパワーに感動してしまう。
 リゾット好きの母は、きのこリゾット1300円を注文。残念だがランチセットメニューにはないので、単品となるが、ボリュームがあるのでこれまたお裾分けを頂く。こちらも同じく大好きなきのこが溢れるほど入ったナイスな一品。料理の才能白帯から進めない私には、こんなにおいしいリゾットは作ることは出来ないので、まだまだシェフの手(つまり外食)を借りるしかないのだ。
 ランチセットに欠かせないのは、このお店の必殺人気アイテム・手作りチーズパン。注文を受けてから焼かれていて、丸いサクサクでふんわりのパンを割ると、中からトローッとチーズが出てきて、熱々で香ばしい一品。素朴なパンの上にトッピングされたキャラウェイシードと塩がマッチして、癖になる。私は行く度に、ランチに付く一つでは物足りなくて、お持ち帰り(二ヶ500円)してしまう。
 そしてデザートは、夏は手作りのソルベ・冬はパウンドケーキとなる。ソルベはフランボワーズとマンゴーの味があり、おかわりしたくなるさっぱり感を楽しめる。よくイタリアンで手作りのソルベが用意されていること多いが、このお店のソルベは格段においしい。パウンドケーキも、まろやかなブルーベリーと、甘すぎないキャラメル味の二種類が楽しめて、しつこくない上品なデザートである。
 ランチは11時半〜15時(平日は14時半)で、ディナーは17時半〜23時(ラストオーダーは21時)。23時までやっているイタリアンは、住宅街のお店にしてはサービス精神旺盛だと思う。私達が食べているときも、21時から予約の電話が入っていたので、遅くにディナーをとることになっても活用できて良い。ランチセットの他にも、アンチョビのピザ1500円や、仔牛のカツレツミラノ風3800円など美味しいメニューが揃っているし、4900円・6900円・8800円とコース料理も用意されているので、家族や仲間でワイワイ食べても、カップルでしっとりするのにも大変オススメである。赤い扉の小さなお店は、いつも太陽のようなあたたかい雰囲気をもった特別なお店である。(2008.03.15の情報です。)

 

●vol.2 湘南台『R467沿線 洋菓子・パン』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪


 よく母と、安くて質の良い薔薇の切花を求めて、海老名にある神部バラ園(門沢橋438,0462-38-5525)へ行くのだが、たいてい、帰り道に洋菓子屋然庵(しかりあん0466-48-6879)に寄る。用田交差点の手前の、細い路地を入っていく住宅地にあるので、お店を知らないと、運転中は見逃してしまう場所にある。ある日看板が気になり、訪れたのがきっかけであった。このお店は、月曜と火曜がお休みだが、定休日を忘れて赴いてしまったとき、湘南台に支店が出来ることを知った。湘南台の友人宅へ会いに行くときに、差し入れするのに、用田より近くて便利だと思い、早速行ってみた。
 然庵(湘南台店 月休10-18時0466-65-4388)は、国道467号を町田方面に進み、湘南台駅手前総合市民図書館を右に入った、図書館の真向かいにあった。用田店に比べ、お店も広く、車道に面しているため、お客さんにもわかりやすい場所である。
然庵で一番のオススメは、ふんわりチーズケーキ1600円。ふわふわでスフレ感覚な口解けの良さに加え、しっとりとチーズの味がしっかりしていて、こってりしすぎないので、1人でホール丸ごと食べられる絶品。チョコ好きにオススメの、蒸し焼きショコラや、他にも常時10種類以上はあるケーキにタルト、クッキーもバラエティに富み、毎回どれにするか悩む!「太るから一つにしなさい」って母親に未だに言われてるのって私だけ??
 お店のモットーは「小さな心のゆとりをみなさまに」そして、バター・生クリーム・砂糖や小麦粉には研究を重ねて、良いものを使用し、着色料・保存料・合成香料等を一切使わないことで、素材へのこだわりをもっているとのこと。アレルギー体質のデリケートな近代人にとって、優しく美味しいお菓子屋である。季節によって、ケーキやジャムのメニューも変わるので、次回はどんなケーキを買うか楽しみ♪
 然庵は、ガーデニング屋Lucy Gray(ルーシーグレイ月休 10-18時0466-45-6565)の敷地内にある。駐車場は兼用で停めることが出来るので、この素敵なお店にも突撃。いわゆるガーデニング用の花鉢が色とりどり置かれていて、お店の白い建物にとてもきれいに映えている。お花は春というイメージがあるが、もう寒い季節だというのに、花の苗達は頑張って咲いておりますよ。観ていると心温まる。花の苗やグリーンの他にも、ガーデニング用品や、インテリアに使えるキャンドルやリース等も飾ってあり、クリスマス用のツリーや、綿で出来たトナカイ達がお出迎えしてくれる。

 はっきり言って私は草木花を枯らすのが得意である・・・。新居に緑をと、購入したサンセベリアとパキラの鉢も、今では元気がない。何故? しかし、殺風景な部屋も如何なものかと、実家のリビングによく飾られていた、シクラメンのミニサイズ、ガーデンシクラメン380円と、シロタエギク150円を購入することに。赤ともピンクとも言えないクリスマスカラーのシクラメンに、グレーのシロタエギクが色合い的によく似合う。今度こそ頑張って寄植えして、花の成長を見守りたい!
 このお店の近くに、友人が紹介してくれた美味しいパン屋がある。467挟んで、反対側、湘南台中学校の交差点にある、湘南ハウジングの角を駅側に入ってすぐのお店、Viento湘南(ビエント月休 8-19半 0466-44-3332)だ。数多くパンが並ぶ中、私のオススメはコッペパンである。何も入っていないプレーン105円のままでもよいし、その間に好きなクリームやジャムを挟んでもらうことも出来る。一種類だとシングル126円、2種類だとダブル147円で、とってもリーズナブルである。私のお気に入りの組み合わせは、ピーナツクリームとバターであるが、あんことホイップ、ブルーベリーとミルクも捨てがたい。その日の気分で何を挟むか考えると、TDL(ディズニーランド)のお土産ショップにいる位わくわくする。
 コッペパンは、レジの横に用意されているので、コッペパンのみの購入の際は、トレーを持たずに、レジの店員さんに注文しよう!焼きたてのコッペパンの素朴な味は、どんなお惣菜パンや菓子パンよりも、懐かしくホッとする気分になれる。コンビニでも、コッペパンにコロッケや焼きそばを挟んで売っているが、やはり優しいパン独自の美味しさを堪能するには、パン屋で焼きたてを頂くのが一番だ。何も挟まないプレーンも最高だが、何か中に挟むオリジナリティを求めたい方にはもちろんオススメのお店なので、是非湘南台まで立ち寄ってほしい。(2008.01.15の情報です。)

 

●vol.1 大船『惣 INOUE』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪


 次にご紹介するのは、『惣INOUE』(鎌倉市大船1-5-3 TEL0467-46-3111 URL:http://www.inouekamaboko.co.jp/sou.html)です。この店名とURLを見てピンと来られた方、あなたは相当の鎌倉通ですね?
ご想像の通り、このお店は鎌倉土産でお馴染みの『井上蒲鉾店』系列のお店。小町通りにもおでんで有名な『茶寮いの上』がありますが、『惣INOUE』は季節のお惣菜が中心。JR大船駅笠間口の階段を下りてすぐ右側へ歩くと、すぐにガラス張りの店が見えます。1階がお惣菜売り場、2階が食事処となっているようです。ランチタイムの時間にゆっくりと食事を取ることが出来ました。
 基本ラインは『お昼の食事セット』(880円)。野菜入りしんじょおやき2種+月ごとのお惣菜2品、またはお惣菜3品に、赤米入りご飯、お吸い物(しんじょ入り)、甘味と、お財布にも胃腸にも優しいメニューです。
 8月にお伺いしたので、夏野菜の入ったしんじょが6種類あり、あたしはその中から『アスパラ』と『新ごぼう』を選びました。お惣菜は18品の中からチョイスでき、この日は『鰯の黒酢煮』と『ぎっしり大豆のひじき』をオーダー。程無く目の前にお膳が出されます。
 お吸い物にも新ごぼうと玉蜀黍のしんじょが入っていて、いいダシになっています。最後の甘味は白きくらげ(高級食材!)のシロップ煮、カロリーを気にせず食べられるので女性に人気がありそうです。
 ちなみによるメニューは『宵の御膳』(1,300円)が基本スタイル。おかずの品数は昼と一緒ですが、ご飯は月替わりの炊き込みご飯、汁物は和風ポトフとけんちん汁から選ぶことが出来ます。これも魅力。ちなみに、酒の肴用に『今月の料理3種盛り合わせ』(680円)などもありますので、『御膳で食べられなかった他の料理を食べてみたい!』という方にはぴったりなのでは?
 そろそろ夏の疲れが胃腸に来ている読者の皆様、身体にもお財布にも優しいこの2店で身体も心も癒されて下さいね〜♪(2007.11.01の情報です。)


 

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